初めてコンカフェに行くと、キャストやお客さん同士の会話で「チャージが…」「本指名で…」「今日は箱推しで」といった聞き慣れない言葉が飛び交って戸惑うことがあります。意味が分からないだけで、なんとなく居心地が悪く感じてしまう——これは初心者の“あるある”です。
この記事では、神戸三宮で3店舗のコンセプトカフェを運営するM's GROUPが、コンカフェでよく使われる用語をジャンル別に30語まとめました。意味を先に知っておけば、初めての来店でも会話に置いていかれず、最初から安心して楽しめます。
この記事のポイント
用語は「基本」「料金システム」「楽しみ方・推し活」「コミュニケーション」「ジャンル」の5カテゴリーに分けています。まずは下の早見表でざっと眺め、気になる言葉を本文で確認するのがおすすめです。料金や具体的なルールは店舗により異なるため、正確な情報は各店舗の公式サイト・公式SNSをご確認ください。
まずはざっくり|コンカフェ用語 早見表
細かい説明の前に、代表的な用語を一覧で。「聞いたことはあるけど意味があいまい」という言葉から埋めていきましょう。
| 用語 | かんたんな意味 |
|---|---|
| コンカフェ | 世界観をテーマにしたコンセプトカフェの略 |
| キャスト | 接客するスタッフ(お店の“主役”) |
| チャージ | 席料・入店料にあたる基本料金 |
| セット | 一定時間+ドリンクなどをまとめた基本プラン |
| 本指名 | 接客してほしいキャストを指名すること |
| チェキ | キャストと撮るインスタント写真 |
| 推し | 応援している“お気に入り”のキャスト |
| 単推し/箱推し | 一人を推す/お店全体を推す |
| 現場 | イベントやお店に実際に足を運ぶこと |
| 卒業 | キャストがお店を離れること |
① 基本の言葉
まずはお店そのものや人にまつわる、いちばん基礎の言葉から。
コンカフェ(コンセプトカフェ):特定の世界観をテーマにした飲食店のこと。衣装・内装・メニュー・接客まですべてがコンセプトに沿って作り込まれ、料理やお酒だけでなく「体験」そのものが主役になります。似た言葉の「メイドカフェ」との違いはメイドカフェとコンカフェの違いで詳しく解説しています。
キャスト:接客をしてくれるスタッフのこと。お店の世界観を体現する“主役”で、店によって「メイド」「店員」など呼び方が変わることもあります。
世界観(コンセプト):そのお店が表現しているテーマ。アイドル系・地雷系・メイド系など、店ごとに空気がまったく違います。どんな種類があるかはコンカフェの種類ガイドを参考にどうぞ。
界隈(かいわい):コンカフェやアイドル、推し活を楽しむ人たちのコミュニティやジャンルを指すゆるい言葉。「地雷系界隈」「メイド界隈」のように使われます。
新規(しんき):そのお店に初めて来店するお客さんのこと。多くの店で「新規セット」など初来店向けのプランが用意されていることがあります(有無・内容は店舗により異なるため要確認)。
② 料金システムの言葉
会計まわりの言葉は、知らないと不安になりやすいところ。ここを押さえると安心感が段違いです。金額の目安はコンカフェの料金ガイドで解説しています。
チャージ:席料・入店料にあたる基本料金。多くの店で飲食代とは別にかかり、時間制(〇分ごと)や来店ごとの一律など仕組みは店舗によって異なります。正確な金額は必ず公式で確認を。
セット(セット料金):一定時間の利用とドリンクなどをまとめた基本プラン。「60分セット」のように使われます。内容は店ごとに違うため、事前チェックが安心です。
指名料:特定のキャストを指名する際にかかる料金。指名制度の有無や金額は店舗により異なります。
キャストドリンク(キャスドリ):キャストに飲み物をごちそうすること。会話のきっかけになり、応援の気持ちを伝える手段でもあります。強制ではなく、あくまで任意です。
自ドリ(じドリ):自分用のドリンクのこと。「自ドリを頼む」のように使います。
ラストソング(ラスソン):営業の締めや、そのキャストの出勤最後にかかる曲・演出のこと。盛り上がりどころのひとつです。
料金にまつわる言葉は「店によって仕組みが違う」のが大前提。金額の目安を知りたい方は料金ガイドを、初回の全体像は神戸三宮のコンカフェ初心者ガイドをあわせてどうぞ。
③ 楽しみ方・推し活の言葉
コンカフェの醍醐味である“推し活”まわりの言葉。ここが分かると通うのが一気に楽しくなります。
チェキ:キャストと一緒に撮るインスタントカメラの写真。サインやコメントを書いてもらえることが多く、来店の記念や推し活の定番です。撮り方・ポーズ・相場はコンカフェのチェキ徹底解説をどうぞ。
推し(おし):応援している“お気に入り”のキャスト。「〇〇ちゃんが推し」のように使います。
単推し(たんおし)/箱推し(はこおし):単推しは特定の一人を応援すること、箱推しはお店(=箱)全体・キャスト全員を応援すること。どちらの楽しみ方も自由です。
現場(げんば):イベントやお店に実際に足を運ぶこと。「今日は現場に行く」=「お店・イベントに行く」という意味です。
特典(とくてん):チェキや来店に付く“おまけ”。イベント時の限定特典などもあります(内容は店舗・時期により異なります)。
卒業(そつぎょう):キャストがお店を離れること。アイドルの卒業と同じニュアンスで使われます。
生誕(せいたん)/バースデー:キャストの誕生日を祝うイベント。ファンが集まってお祝いする、界隈の特別な日です。開催有無や内容は店舗ごとに異なります。
④ コミュニケーションの言葉
接客の中で耳にする言葉たち。意味を知っておくと会話がスムーズになります。
本指名(ほんしめい):来店時に「この人に接客してほしい」と特定のキャストを指名すること。
場内指名(じょうないしめい)/ヘルプ:席についてくれる別のキャストをその場で呼ぶこと。指名やヘルプの制度・料金は店舗により異なります。
お給仕(おきゅうじ):キャストが行う接客・サービス全般を指す、メイド系でよく使われる言葉。
おかえりなさいませ/いってらっしゃいませ:メイドカフェ系で来店・退店時にかけられる定番の挨拶。世界観を楽しむ入り口です。
コール:乾杯やイベントで、キャストとお客さんが一緒に声を合わせる掛け声・演出のこと。無理に参加する必要はなく、見ているだけでもOKです。
マナー:連絡先の強要をしない、他のお客さんに迷惑をかけないなど、気持ちよく過ごすための基本。詳しくはコンカフェのマナー解説をどうぞ。
⑤ ジャンル(世界観)の言葉
お店選びに直結する“ジャンル”の言葉。神戸三宮の M's GROUP 3店舗も、それぞれ違うジャンルを表現しています。
アイドル系:明るくキラキラした、会いに行けるアイドルのような世界観。推し活デビューにも向いています。神戸三宮ではLinariaがこのタイプ。
地雷系(じらいけい)/病みかわ:ダークかわいい・メンヘラ・ゴスロリなどをテーマにした世界観。神戸三宮ではI's Meltyが代表格です。
メイド系:王道のメイドカフェ/メイドバーの世界観。上品で落ち着いた雰囲気を楽しめます。神戸三宮ではLily Maidがこのタイプ。
「同伴」「アフター」はある?
キャバクラやガールズバーで使われる「同伴」「アフター」といった言葉を耳にすることがありますが、コンカフェは業態が異なり、基本的にこうした営業スタイルは想定されていません。店舗ごとのルールも違うため、気になる場合は各店の公式ルールを確認しましょう。業態の違いはメイドカフェとコンカフェの違いもあわせてどうぞ。
まとめ|言葉が分かれば、初めてでも楽しめる
コンカフェの用語は、覚えなくても大丈夫。ただ意味をなんとなく知っておくだけで、初めての来店でも会話に置いていかれず、その場の空気を楽しめます。まずは「チャージ」「セット」「チェキ」「推し」あたりを押さえておけば十分です。
神戸三宮で最初の1店舗を選ぶときは、初心者ガイドやおすすめコンカフェ特集もあわせてどうぞ。一人でも入りやすいお店を探している方は一人利用ガイドも参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 用語を全部覚えてから行かないとダメ?
A. まったく必要ありません。分からない言葉があればキャストに聞けば教えてくれます。この記事の早見表だけ眺めておけば、初来店でも十分に楽しめます。
Q. 「チャージ」や「セット」の金額はいくらですか?
A. 料金の仕組みや金額は店舗によって異なります。目安は料金ガイドで解説していますが、正確な金額は各店舗の公式サイト・公式SNSでご確認ください。
Q. 「推し」がまだいなくても行っていい?
A. もちろんです。多くの人は通ううちに“推し”が見つかります。まずは世界観が好きなお店に気軽に足を運んでみるのがおすすめです。
